ソフトウェア開発技術者の資格




■ソフトウェア開発技術者とは

ソフトウェア開発技術者とは、情報システム開発プロジェクトとにおいて、ユーザーの要求を聞いて作成した外部仕様に基づいて、内部設計書、プログラム設計書の作成から、効果的なプログラムの開発、単体テスト、結合テストまでの、一連のプロセスを担当する人です。
実務的な、戦力となって業務をすすめる技術者です。
一般的には、SE、システムエンジニアと呼んでいます。

SEを目指す人は持っていた方が良い資格です。
「基本情報技術者」を取得した後に、この「ソフトウェア開発技術者」を取得するのが良いですね。


2009年、平成21年度から情報処理技術者試験が変わります。
「ソフトウェア開発技術者」は、「応用情報技術者」に名前が変わります。

■資格の分類

国家資格です。

■試験の難易度

試験は、少し難しくなります。
合格率は、平均15%前後です。

以下は、ソフトウェア開発技術者試験の内容です。
試験の内容は、情報処理技術者試験センターから抜粋しています。

■年齢制限

受験の年齢制限はありません。

■対象者像

情報システム開発プロジェクトにおいて、内部設計書・プログラム設計書を作成し、効果的なプログラムの開発を行い、単体テスト・結合テストまでの一連のプロセスを担当する者です。

■役割と業務

情報システム開発プロジェクトにおいて、外部仕様に基づいてソフトウェアを開発する業務に従事し、次の役割を果たします。

  1. 外部設計書の作成者との十分な意思疎通を図り、それらに基づく内部設計書・プログラム設計書を作成する。
  2. 高度なアルゴリズムやデータ構造に関する知識に基づいて、効果的なプログラムを作成する。
  3. プログラムの単体テスト・結合テストを確実に実施する。
  4. ソフトウェア開発に関して、基本情報技術者を指導する。

■期待する技術水準

情報システム開発におけるソフトウェア開発技術者として、外部仕様に基づいて内部設計・プログラム設計・プログラム開発を行い、高品質なソフトウェアを開発するため、次の知識・能力が要求されます。

  1. ネットワーク、データベース、システム構成などの情報技術に関する全般的な知識をもち、上位技術者の指導のもとに情報システムの設計ができる。
  2. 内部設計書・プログラム設計書を作成できる。
  3. プログラミングに必要な高度の論理的思考をもつ。
  4. ネットワーク、データベースなどに関する実装技術をもつ。
  5. 一つ以上のプログラム言語の仕様を熟知しており、その言語の特徴を利用して効果的なプログラムの開発ができるとともに、基本情報技術者を指導できる。
  6. プログラムのテスト手法を熟知しており、単体テスト・結合テストの計画と管理が行え、テストの実施についてはプログラム開発要員を指導できる。

■試験形式と試験時間


午前 午後I 午後II
9:30?12:00(150分)
多肢選択式(四肢択一)
80 問出題して 80 問解答
13:00?15:00(120分)
記述式
6 問出題して 6 問解答
15:30?16:30(60分)
記述式
1 問出題して 1 問解答


■試験の手続き日程


春期 秋期
試験実施日 4月第3日曜日 10月第3日曜日
願書の受付 1月中旬から約1か月間 7月中旬から約1か月間
受験手数料 5,100円(税込み)
合格発表 試験実施の約2か月後 試験実施の約2か月後


■出題範囲


出題範囲(?・?は技術レベル。◎は重点分野)
午前の試験 ・コンピュータ科学基礎?
・コンピュータシステム?
・システムの開発と運用?
・ネットワーク技術?
・データベース技術?
・セキュリティと標準化?
午後の試験 (1) ソフトウェア工学に関すること
ソフトウェア開発におけるモデル,ソフトウェアの要求定義,ソフトウェア設計技法,プログラミングパラダイム,ソフトウェアのテストと品質,ソフトウェアの開発環境,オブジェクト指向分析・設計 など

(2) アルゴリズムに関すること
検索,照合,整列,データ圧縮,記憶域管理などのアルゴリズム,数値計算に関するアルゴリズム,計算量の多いアルゴリズム,自然言語処理におけるアルゴリズム,言語プロセッサにおけるアルゴリズム など

(3) システム構成技術に関すること
集中処理,分散処理,クライアントサーバ,Web 技術,イントラネットなどのシステム構成,高信頼度システム構成,キャパシティプランニング,システムパラメタの種類と算定,システム統合 など

(4) システム開発に関すること
内部設計(入出力設計,データ設計,部品化と再利用,デザインレビューほか),プログラム設計・開発(プログラム作成基準,モジュール分割技法,モジュール設計,プログラム作成技法,ソースコードレビューほか),テスト(テスト計画,テスト技法,テスト設計,テストの実施ほか) など

(5) 通信ネットワークに関すること
通信ネットワークを利用したシステム,ネットワークの種類,データ伝送技術,ネットワークプロトコル,ネットワークアーキテクチャ,インターネット技術,通信トラフィック,ネットワーク管理 など

(6) データ構造及びデータベースに関すること
情報資源管理,データモデル,正規化,データベース管理システム,データベース言語,データベースの種類,データベース設計,データベースの作成と運用 など

(7) 情報セキュリティに関すること
セキュリティマネジメント,アクセス管理,暗号,認証,ファイアウォール,安全性対策,機密対策,インテグリティ対策,セキュリティ規程 など

(8) システム評価に関すること
開発要件に関する評価,システム稼働状態に関する評価,システム全体の中での整合性評価,ハードウェア資源の使用率 など



■受験手続

個人受付と団体受付があります。
  1. 個人受付は
    • 郵便局での受付
    • インターネットでの受付

  2. 団体受付は
    • 10人以上
    • 書面及び電子媒体での受付


■試験地

全国の主要都市(60地区)です。 

■問い合せ先

問い合わせは次のとおりです。
  • 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者センター
  • 〒113-8663
    東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15F
  • TEL:03-5978-7600
  • 音声&FAX情報サービス 03-5978-7609
  • URL:http://www.jitec.jp/




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