初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)の資格




■初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)とは

初級システムアドミニストレータは、ユーザーのためにパソコンの使い方から活用まで幅広くシステム化を推進する役割をもっています。
略して「初級シスアド」とか単に「シスアド」などと呼んだりします。 

システムやパソコンの利用者のための資格です。
オフィス部門の人にとっては人気の高い国家資格です。
ユーザーの為のパソコンやシステムの先生ですね。

試験は、初級システムアドミニストレータ試験と呼ばれています。

2009年、平成21年度から情報処理技術者試験が変わります。
現行の初級システムアドミニストレータ試験は、平成21年度の4月まで実施されます。
それ以降は「ITパスポート」試験になります。
試験範囲は、基礎的な幅広い知識が要求されるようです。

■資格の分類

国家資格です。

■どんな仕事に有利なの

最近は、情報関連部門だけではなく、あらゆる部門で情報システム化が進んでいます。
システムを使う範囲が広がったため、システムの管理や運用などもシステム部門だけではなくユーザーでも行う必要がでています。

企業のオフィス部門では、初級システムアドミニストレータ(初級シスアド)の資格取得を推奨しています。
エンジニアとしては、当然知っておく知識です。

■将来性はどうなの?

初級システムアドミニストレーター(初級シスアド)は、パソコンやネットワークに関する一定の知識をもち、
利用者として具体的な利用や活用方法、改善案などを提案できる人材として今も、将来的にも期待されています。
就職や転職に有利です。

■試験の難易度

試験は、システムを開発すると言うよりもユーザーとしての立場からのパソコン、コンピュータ、
ネットワーク、システムなどの知識や技術の試験です。
パソコンをある程度使用している人には、受験し易いと思います。
合格率は、31.0%(2007年春期)ですので取りやすい資格だと思います。

以下は、初級システムアドミニストレータの試験の内容です。
試験の内容は、情報処理技術者試験センターのホームページから抜粋しています。

■年齢制限

受験の年齢制限はありません。

■対象者像

利用者側において、情報技術に関する一定の知識・技能をもち、部門内又はグループ内の情報化を利用者の立場から推進する者

■役割と業務

利用者側において情報技術に関する一定の知識・技能をもつ者であり、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するために、次の役割を果たす。

  1. 現状業務における問題点を把握し、情報技術を活用してその解決を図る。
  2. 必要とする情報システムの一部構築とその支援を行う。
  3. 情報システムの提供者側に対する利用者の意見や要望を提起する。
  4. 情報システムの運用環境とシステム利用環境を整備する。

■期待する技術水準

利用者側において、担当する業務の情報化を利用者の立場から推進するため、次の知識・技能が要求される。

  1. 仕事の進め方を把握し改善策を考えるためのシステム思考能力、それを支えるDFD、ワークフローなどの手法やコンピュータの活用法に関する知識をもつ。
  2. 情報システムの開発・利用について、ヒューマンインタフェース設計、テスト及びシステム運用に関する知識・技能をもつ。
  3. パソコンやネットワークに関する基礎知識をもつ。
  4. 業務において表計算ソフトやデータベースソフトなどのツールを操作・活用できる。
  5. パソコン導入・運用・管理における実務的な知識・技能をもつ。
  6. パソコンの様々な使い方やパソコン利用環境・オフィス環境に関する知識をもつ。
  7. 情報化推進のための話し方・文書の書き方・ビジュアル表現方法に関する知識をもつ。

■試験形式と試験時間


午前 午後
9:30?12:00(150分)
多肢選択式(四肢択一)
80 問出題して 80 問解答
13:00?15:30(150分)
多肢選択式
7 問出題して 7 問解答


■試験の手続き日程


春期 秋期
試験実施日 4月第3日曜日 10月第3日曜日
願書の受付 1月中旬から約1か月間 7月中旬から約1か月間
受験手数料 5,100円(税込み)
合格発表 試験実施の約1か月後 試験実施の約1か月後


■出題範囲


出題範囲(?・?は技術レベル。◎は重点分野)
午前の試験 ・コンピュータ?
・システムの開発と運用?
・セキュリティと標準化?
・情報化と経営?(◎)
午後の試験 (1) 仕事とコンピュータに関すること
システムアドミニストレータの役割,仕事の進め方の把握・改善,コンピュータの使い方,問題発見の手法,問題解決の手法,データ分析の手法 など

(2) 基幹業務システムとのかかわりに関すること
基幹業務システムの概要,システム運用の概要,ユーザ要求の定義,テストと検収 など

(3)  エンドユーザコンピューティング(EUC)に関すること
EUC の概要,パソコンのハードウェア・ソフトウェア,表計算ソフトの利用,データベースソフトの利用(SQL によるデータ操作を含む),ヒューマンインタフェース設計,ネットワークの種類と仕組み,クライアントサーバシステム,マルチメディア,グループウェア,インターネット,イントラネット,電子メール,Web 技術 など

(4)  システム環境整備と運用管理に関すること
ハードウェアとソフトウェアの選定,ハードウェアとソフトウェアの利用環境の整備,ネットワークの利用と運用,構成管理,ファイル管理,性能・障害管理の支援,セキュリティ管理の支援,ウイルス対策,暗号の利用,不正アクセス対策,権利の保護とエチケットなど

(5)  情報化推進のための表現能力に関すること
発表技術,分かりやすい文章にするための工夫,用字・用語の使い方,文章の組み立て方と文書作成の手順,ビジュアル表現,情報伝達・情報発信におけるツールの効果的な利用など



■受験手続

個人受付と団体受付があります。
  1. 個人受付は
    • 郵便局での受付
    • インターネットでの受付

  2. 団体受付は
    • 10人以上
    • 書面及び電子媒体での受付


■試験地

全国61ヶ所です。 


■問い合せ先

問い合わせは次のとおりです。
  • 独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者センター
  • 〒113-8663
    東京都文京区本駒込2-28-8 文京グリーンコートセンターオフィス15F
  • TEL:03-5978-7600
  • 音声&FAX情報サービス 03-5978-7609
  • URL:http://www.jitec.jp/




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