CGクリエイター検定の資格
■CGクリエイター検定とは
CGクリエイターとは、映像、アニメーション、ゲーム、ミュージックビデオなどの製作現場における、表現のプロフェショナルです。
職種としては、CGデザイナー、CGアニメーター、グラフィックデザイナー、CGモデラー、映像クリエイター、映像ゲームデザイナーなどです。
CGクリエイター検定は、表現のプロフェッショナルとして、活躍できるクリエイターに必要な能力を評価する検定です。
■資格の分類
文部科学省認定の公的資格です。
■役割とスキル
映画・アニメーション・ゲーム・CMなどのCG映像の制作において、一定条件(シナリオ・絵コンテ・日程・予算など)のもとに、映像表現技術やCG理論の知識、CGソフトウェアを効果的に用いる能力が求められます。
■出題範囲
項目 | 内容 |
■エキスパート | |
概要 | 3次元CGと映像制作に関する専門的な理解と、3次元CG映像の制作に知識を応用する能力を測ります。 |
出題範囲 | ■.写真撮影 写真撮影の基礎的な表現手法と知識。ライティングについての知識 ■動画撮影 動画撮影におけるカメラワーク、映像の表現手法、演出手法についての知識 ■映像編集 編集の基礎的な知識。編集による表現手法についての知識 ■モデリング モデリングの基礎知識。モデリング時に考慮するべき事柄についての知識 ■マテリアル マテリアル設定の代表的なパラメータとテクスチャの設定方法、より効果的な設定を行うための考え方についての知識 ■アニメーション 各種アニメーションについての知識 ■シーン構築 シーン構築における、各プロセス(レイアウト、ライティング、レンダリング、合成)の基本的な知識と技術についての知識 ■プロダクションワーク 作品ジャンルごとの映像制作工程についての知識 ■映像を支える技術 映像制作に必要な技術的側面(機材、ソフトウェア、規格)についての知識 ■数理造形 論理的な記述による形態生成の手法である、数理造形の基本的な考え方と生成された作品についての知識 ■知的財産権 知的財産権に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 |
■ベーシック | |
概要 | 2次元CGと3次元CG、デザインに関する基礎的な理解と、CGの静止画制作に知識を利用する能力を測ります。 |
出題範囲 | ■コンピュータグラフィックスの基礎 CGの歴史と特性、CGの産業分野での利用についての知識 ■表現の自由 3次元CGを制作するうえで必要とされる基礎的な知識 ■3次元CGの制作 3次元CGによる静止画の制作手順、制作手法の知識 ■技術の基礎 ディジタルの基礎知識、システムソフトとアプリケーションソフト、CG制作ソフト、入出力装置、作品の出力についての基礎知識 ■知的財産権 知的財産権に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 ■ファイル形式 |
■受験資格
特にありません。
■受験料
ベーシック:4,500円
エキスパート:5,500円
■試験日
ベーシック/エキスパート
年2回(7、11月)
■受験場所
全国、約300会場
■合格率
・ベーシック:61.7%(平成22年度)
・エキスパート:32.6%(平成22年度)
■お問い合せ先
お問い合わせは次のとおりです。
- CG-ARTS協会 検定実施センター
- 〒104-0031
東京都中央区京橋1-11-2 - TEL:03-3535-3501
- URL:http://www.cgarts.or.jp/kentei/index.html
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