Webデザイナー検定の資格
■Webデザイナー検定とは
Webデザイナーは、Webの制作、運用、インフォメーションアーキテクトなどをおこないます。
コンセプトの作成から情報の構造、インタフェースといったWebのデザインから、実制作に必要なページデザイン、動きや音の効果、公開前のテストと評価、運用にいたるまでの全工程をおこないます。
職種としては、Webデザイナー、プランナー、Webプロデューサーなどです。
■資格の分類
文部科学省認定の公的資格です。
■役割とスキル
各種Webサイトのデザインにおいて、一定の条件(コンセプト・日程・予算など)のもとに、企画・プレゼンテーション・制作・テスト・評価運用の知識を用いる能力が求められます。
■出題範囲
項目 | 内容 |
■エキスパート | |
概要 | Webサイトの企画・制作・運用に関する専門的な理解と、Webサイトのデザインに知識を応用する能力を測ります。 |
出題範囲 | ■Webデザインへのアプローチ Webサイト制作業界の人物像、Webサイト制作の全体像についての知識 ■コンセプトメイキング コンセプトメイキングのプロセスとその具体的手法についての知識。 Webサイトの種類と、Webサイトを実現するための技術についての知識 ■情報の構造 情報の収集と分類の手法、整理された情報を組織化するための手法、 組織化された情報をWeb構造に展開するための手法についての知識 ■ページデザイン Webページのデザインについての知識 ■ナビゲーション ユーザインタフェースやナビゲーションなどについての考え方・利用のしかた・注意点などについての知識 ■動きと音の効果 Webサイトのなかで動きや音を表現するための技法や技術と、それを用いる際の注意点についての知識 ■Webサイトを実現する技術 Webサイトが提供する基本機能やWeb制作に用いられる言語に関する知識 ■Webサイトのテストと運用 テストと評価の手法、評価のための資料となるアクセスログ解析、運用(更新)やリニューアルの指針についての知識 ■知的財産権 知的財産に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 |
■ベーシック | |
概要 | Webサイトの企画・制作・デザインに関する基礎的な理解と、Webページ制作に知識を利用する能力を測ります。 |
出題範囲 | ■Webデザインの基礎 インターネットの歴史とWebの特性、Webの種類、Webサイトの制作フローについての知識 ■表現の基礎 Webサイトを制作するうえで必要とされる基礎的な知識 ■Webデザイン Webサイト制作における情報の組織化・構造化、Webサイトの設計、HTMLによるWebサイト構築について基礎的な知識 ■技術の基礎 ディジタルの基礎知識、システムソフトとアプリケーションソフト、CG制作ソフト、入出力装置、作品の出力について基礎的な知識 ■知的財産権 知的財産に関する基本的な考え方と、著作権についての知識 ■ファイル形式 |
■受験資格
特にありません。
■受験料
ベーシック:4,500円
エキスパート:5,500円
■試験日
(1)前期
出願期間:2月上旬から5月中旬
試験日:7月上旬
(2)後期
出願期間:9月上旬から10月中旬
試験日:11月下旬
■受験場所
全国、約300会場
■お問い合せ先
お問い合わせは次のとおりです。
- CG-ARTS協会 検定実施センター
- 〒104-0031
東京都中央区京橋1-11-2 - TEL:03-3535-3501
- URL:http://www.cgarts.or.jp/kentei/index.html
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